加古川の美容室の中でも1番働くスタッフにもお客様にも優しいサロンを目指して

美容室に来られるお客様の不満って何が多いでしょう？

クチコミを見る限りでは、
時間を待たされた。
思い通りのスタイルにならなかった。
他の客がうるさかった。
無愛想だった。
シャンプーなどの押し売りが酷かった。
などが大半の理由みたいだ。

 

一方、働くスタッフ側の不満って何だろう？

稼げない。
賃金が安い。
忙し過ぎてご飯もろくに食べれない。
予約を詰めすぎて回らない。
雑務をしないスタッフへの理不尽さを感じる。
やりたいメニューや薬剤を使えないので個性を出せない。
客層が悪く、クチコミに理不尽なことを書かれる。
など多数の事柄をよく聞く。
さすがにこれを全て解決しようとすると簡単ではない。
むしろ日本人の意識改革からスタートしなければ無理だろうw

でも経営者やこれから店をやろうとする人物ならできるだけ両者ともにハッピーになって欲しいと願うところである。

これらを少しでも解決するにはどうしたらいいか考えてみた。

まずは料金と施術時間の設定だ。
実はこれだけでかなりの問題を一気に解決できる！←全てではない。
例えば、客数が欲しいが故に経営者は料金をリーズナブルに設定し間口を広げようとする。
もちろん安くしたら売上は下がるからどこかで帳尻を合わせようとする。
どうするかと言うと、 お客様の予約を重ねて詰めるようになる。
結果、スタッフ達は焦ってしまい、細かい気遣いやお客様への要望を落ち着いて聞けなくなってしまう。
それが無愛想や冷たい態度と捉えられてしまうわけだ。
さらにはシャンプーやトリートメントの店販を強引に売ろうとしてしまう。
これが重なるとお客様の満足度はダウンし、クチコミに悪い評価を書かれることとなる。
書かれたスタッフはしまいにモチベーションが下がったりお客様への感謝を忘れがちになる。
機械的になってしまうまたは辞めてしまう。 さらに忙しさが続き、ご飯も昼に落ち着いて食べれなくて健康面にも悪影響を及ぼす。

以上、料金と施術時間を改善するだけで不満のところで挙げた例の大半が解決しません？？
たったこれだけの事なんですね。

しかし、料金をあげたらお客様が来なくなってしまうじゃないか？と言ってこられると思うのでそこの考え方を説明します。

じゃああなたのお店が4500円でカラーとカットをやってるとしましょう。
施術時間は90分で仕上げる流れだとします。
これを時間単価で考えると、1時間3000円となりますね。
つまり施術時間の枠を2時間にして6000円でやるのと生産性は同じですよね？
30分伸びた枠で、 髪や商品の説明をしたり、 コーヒー飲んだりご飯食べてもいいし、 お客様と雑談をしてもいいし、 他のスタッフのサポートしてもいいし、 何より掃除や補充して、次のお客様に万全の状態でご案内できる時間を確保出来る。
それが積み重なるとお客様と向き合うことに楽しさややりがいを感じて向上心や笑顔にも繋がりクチコミも自然と良くなっていく。

 

今や美容室なんて低価格サービスをしたからと言ってお客様のハードルは大して下がらないってことを経営者は覚えておくべきである。

じゃあそんななか、僕たちOvertureはどうしているのか？

答えは簡単でお客様にあわせてシステムを組んでおります。
つまりお客様のイレギュラーも含め時間や料金設定をしているということ。
もちろんこれではお客様詰め詰めサロンよりも多々リスクはある。
しかし、僕たちはどうしたいのか？
お客様と髪を通じて、日常の笑顔や幸せに寄り添うことである。
こう聞くと宗教染みた感じに捉えられがちだが、全然そんなことはなくいろんな角度からお客様はもちろん、地域の方々との交流を通じて
人と人が本来あるべき姿、楽しく優しい環境作りに力を入れていきたいんだ、ってだけである。

薄利多売のサロンにはないカタチで地域から貢献していきたいですね。